価値を提供するということ、お金をもらうということ
こんにちは、そうたです。
今回は、ビジネスにおいて
価値を提供するということ
そして
お金をもらうということ
がどういうことなのか?お話していきたいと思います。
◎ソクラテスの時代から変わらない”お金”の本質
「財貨から徳が生じるのではない。
むしろ徳から、財貨その他の善きものすべてが公私いずれの場合も備わってくるのだ。」
上記の言葉はかの古代ギリシャ哲学者
ソクラテスによるものです。
これは「徳」について語った時の言葉なのですが、
お金というものがどういったものか
的確に表す一言でもあるので
引用させていただきました。
哲学書からの引用なので、
少し難しそうに聞こえるかもしれませんが、
徳=価値と置き換えて考えてみると
非常に分かりやすいと思います。
つまり
徳=価値からお金やその他良いものが
生まれると言っているのです。
お金の役割というものは現代と古代で全く変わりません。
お金というものは、
価値を提供するからもらえるわけです。
そして、価値を提供するということは、
相手に感謝されるということになります。
ということは、
お金をもらうということは、
感謝されるということ
であり、
お金は感謝の具現化
でもあるのです。
◎安心してお金を貰おう
もう一度強調しますが、
お金をもらうということは、
誰かに感謝されるということです。
よくよく考えてみてください。
アルバイトだって、パートだって、会社員だって、
働いて、その会社の為になったから、
感謝の形としてお金をもらっているわけです。
もちろん、
為替取引などによってお金を稼ぐことも可能ですが、
基本的に仕事の対価としてお金をもらうときは、
感謝されてお金をもらうわけです。
だから、安直に
「お金は汚いもの」と認識するのではなく、
冷静にお金というものの役割を
見直していただきたいなと、
僕は思います。
ただ、一つだけ注意して欲しいことがあります。
◎とにかく仕事をすれば、商品を作れば、お金を貰える………わけじゃない
1950年代の高度経済成長期を例にとると、
あの時代はとにかく仕事して
商品を作れば勝手に売れる時代でした。
テレビや洗濯機、冷蔵庫など、
生活に欠かせないが、誰も持っていないものが
登場したため、お店に置いとけば誰かが買ってくれたわけです。
しかし、今の時代そうはいきません。
家電量販店に行っても、
「あ、テレビある。買っていこう。」
なんて思いませんもん。
それぞれに特徴をつけて、
工夫を凝らして、
何とか売り上げが立つわけです。
しかし、現代はほんとに競争が激しいため、
いくらアイディアが良くても、
信用やブランドがないと売れないんです。
ファンがいないと商品が売れない時代なので、
適当な商品を作ったり、
信用やブランド確立のためのプロモーションを怠ったり
顧客を雑に扱ったりしては
商品が売れることはありません。
ましてや、
感謝されてお金を貰うなんてことは
絶対にありえません。
だからこそ必要なのは、
お金が感謝の具現化であるという事を
しっかり知る事なのです。
◎終わりに
これからビジネスを始める方も、
ビジネスでまだ収益が出ていない人も、
変なことは考えず、とにかくお客さんに、
感謝してもらえるような
ことだけを考えてください。
そうすれば、
相手のために何かできないか必死になるので、
おのずと人間としても成長します。
加えて、
相手がどうすれば喜ぶか
どうすれば感謝されるのか
考えることになるのでビジネスのクオリティも
当然上がっていくことになります
そうなれば、お金もしっかり入ってきて、
充実した生活を送ることができます。
だからもう一度言わせてください。
お金は感謝の具現化
です。
だから
自信を持って
自分のビジネスを進めましょう!
お客さんからいっぱい感謝されて、
いっぱいお金をもらいましょう!
それではまた次回の記事で。